2020.10.07
NOBLESSE パーソナルトレーナー&野球コーチング 増井です。
当店では野球の技術指導や野球のパフォーマンスアップのためのトレーニングを指導しています。そんな中で、会員様から筋トレを始める前に多く質問いただく内容についてです。
「筋トレをして筋肉を付けすぎると体が硬くなるのでは?」という質問を多く受けます
答えとしては硬くなるです。
しかし体の可動域が落ちる。硬くなる。まで筋肉を付けるのは相当難しいです。例えばボディービルダーの様に胸筋や僧帽筋がかなり発達したような体まで鍛え上げたら、肩関節の可動域が減り、投球には向かない体と言えます。ボディービルダーのような体……一般的に無理です。筋トレにおいて相当なトレーニング、努力が必要になりなす。従って筋トレをして投球の障害になるような硬さにはならない!というのが私の正しい答えです。個人的に私はメジャーリーグの野球をよく観戦しますが、日本では想像がつかないくらい大きな胸筋、上腕筋、広背筋をしたピッチャーをよく見ます。そのピッチャーが投げる球は当然超一流。スピードと力強さがあります。野手においてもみんな体が厚くて大きいですね。
メジャーの選手が筋肉を大きくしている、野球のレベルが高い。つまり筋肉を付けて野球に支障が出る可動域の硬さになるということは全く心配しなくていいのです。
日本人に合わないのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、日本においても野球レベルが上がるほど体の大きさは比例します。プロの選手を生で見ると本当に大きな体をしている選手が多い!選手によっては筋トレをそんなにしていないという選手もいるかもしれませんが、それは持って生まれた才能。元々の筋肉量の多さと、筋トレ以外の素振りやランニングで筋力が付いている。
レベルの高い選手は基本的に筋肉量が多く、体が強いのです。
筋トレを始めてもそんなに早く筋肉は付いてくれません。野球のレベルを上げていくために、まずは土台を作ることが大切です。学生など筋トレを始めようとしたら、まずは自体重からフォームを覚え、力を入れることを体に覚えさせる。段階を踏んでトレーニングしていくことで野球のパフォーマンスアップに繋がります。
野球のレベルを上げるには体力の向上は欠かせない!
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