2020.11.04
NOBLESSEではダイエットからアスリートの育成まで、一人ひとりに合わせたトレーニングを行っています。今回は運動会シーズンということもあり、足の速さについてです。
運動会で足が速い子は活躍の場が広がり、クラスのヒーローになれますよね!男の子は足の速い子がモテたりもします(^^♪ 足が速いっていいなぁって思いますよね。親でも自分の子が足が速ければ運動会を観に行くのもきっと楽しいでしょう!
足の速さは遺伝なのか?
親が運動が苦手だから子供も運動が苦手で、足も遅い。
諦めないでください!!
足の速さが遺伝というのは間違いではありません。しかしそれだけで決まるものでもないのです。人は生まれつき筋肉の種類の割合は決まっています。
筋肉には速筋(瞬発系)の筋肉と、遅筋(持久系)の筋肉があり、この割合が決まっているのです。速筋の多い人は、瞬発力に優れているのでスピードが出やすく、足が速いと言えます。遅筋が多い人は、持久力に優れているので長距離の方が得意と言えます。
なので遺伝的に速筋の割合が少なければ足は速くないということになってしまいますが、多くの人はこの筋肉を十分には使えていません。速筋割合が多いのに足が速くない人も多くいるのです。ではこの速筋の筋肉を上手く使えるようになるには、足が速くなるにはどうしたらいいのか。
10歳までにたくさん全力で走る!
はい。これが答えです。大人の皆さますみません。
足の速さや、運動神経はほぼ小学生のうちに決まります。これは「スキャモンの発育曲線」にあるように、神経の発達する年齢が2・3歳くらいから10歳くらいにほぼ大人と同じになります。そこから急激に伸びることはほとんどありません。したがって、この年齢の時に速筋を使うということを体に覚えこませるのです!
全力で走ったり、全力でジャンプする。下り坂を走るのもいいでしょうね!
足が速くなる以外にも、この年齢の時に身につけたことは忘れることなく、大人になってもできることが多いです。例をあげれば自転車です。大体がこの年齢で自転車にバランスをとって乗ることができる様になり、もちろん大人になっても自転車に乗れます。これが大人になってから自転車を覚えようとしたら、子供が覚えるよりも時間はかかるでしょう。
運動会シーズン。ヒーローになるために、幼少期にどれだけいろんな運動をして、筋肉を使えるようになるかです!今年がダメでも今から始めれば、来年、数年後にはクラスのヒーローになれる!
幼少期には、「親がどう運動させるか」が子供の運動能力を開花させる大きなポイントです!
子供とたくさん走り回って、遊んでください!