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2020.11.09

野球×筋トレ

今回のテーマは野球×筋トレということで、野球に筋トレがどのように活きるのか、なぜ必要なのかをお話していこうと思います。

昨今、SNSの普及もあり、多くのプロ野球選手がオフシーズンなどのトレーニングの様子をアップしたり、情報を発信してくれていますが、ある選手は「筋トレは大切」だと語り、もう一方の選手は「全くやらない」。むしろ筋トレをしたら「パフォーマンスが落ちる」。「ケガの原因になる」。と言われることがあります。メジャーリーグで活躍したあのイチローさんは後者であり、多くの野球人は衝撃を受けたのではないでしょうか。

では筋トレはやったほうがいいのか?やらないでバットを振ったり、ランニングでいいのか?

確かにプロ野球選手でも筋トレを習慣としていない選手が多くいるのが現実です。

だからといって成長期、学生の頃に筋トレをしないというのは全く別問題です。なぜかというと、プロ野球の選手、イチロー選手などは基礎筋肉量が高いからです。イチロー選手も若いころにはウエートトレーニングで体をかなり鍛えていました。そういった下積みがあり、メジャーでプレーした後半はウエートトレーニングはしていない。というこで、プロ野球選手で筋トレをしないという選手も一般的にはかなり高い筋肉量があります。

 

生まれつき体格に恵まれ、筋肉量が多い。先日のブログでもお話しした、筋繊維の割合が野球に向いている。など、持って生まれた才能でプロ野球選手になり活躍できるのであれば、筋トレをしなくてもいいのかもしれません。

しかし、多くの選手は自分の弱点や、長所をより伸ばすために、トレーニングに励みます。変化、進化を求め、さらにレベルアップを図るのです。

速い球を投げたい。より遠くに飛ばしたい。速く走りたい。

これらを実現させるために、より大きな筋肉、パワーが必要になります。また、つけた筋肉を効率よく使う、正しいフォームも必要です。

 

では野球に必要な筋肉とは?

野球は瞬発的な動きが多いスポーツです。投げる、打つ、走る。どれをとっても短い時間で、より速く・強くが求められます。従って、野球に必要な筋肉は瞬発力。と言えます。

瞬発力を上げるには、筋量&スピードです。筋量が多くなればより強く体を動かすことができる。しかしこれだけでは野球には活きません。スピードがなければ野球のパフォーマンスは上がらない。

このようにそれぞれの種目、競技によって必要なトレーニングがあり、一概にこれをやれば必ずパフォーマンスが上がるというものはありませんが、基本的には基礎筋力がなければ上のレベルでは活躍出来ません。

ウエートトレーニング、筋トレをすることで、今の自分を「進化」させる!

これこそがウエートトレーニングの必要性だと思います。

 

 

プロ野球の選手で筋トレをしていないという選手がウエートトレーニングを習慣にして、「進化」することができたら、ひょっとしたらメジャーで活躍することができたかもしれませんよね。

メジャーの選手の体を見れば一目瞭然。筋肉量、パワーが違います。個人的にまだまだメジャーと日本プロ野球のレベルはかなり違うと思います。日本での一流選手もメジャーではなかなか苦しいですよね…超一流は別として。( ´∀` )

もっと日本人選手がメジャーで活躍出来ればいいなぁ。