2021.01.14
NOBLESSE 野球レッスン!
野球がうまくなりたい、野球のパフォーマンスを向上させたいときに、「ボールを投げれる」ということがとても大切です。野球というスポーツは、投げる、打つ、走る。が主ですが、ボールを上手く投げられないとなると活躍する場が大きく減少します。
実際、プロの野球選手でもボールを投げることが苦手な選手もいます。バッティングで秀でていればプロの選手になれることもありますが、やはり活躍する場は限られてしまうでしょう。
ボールを投げることが苦手な選手の多くは、投げ方そのものに問題があることが多いです。なかにはケガ等が原因で投げ方が悪くなってしまうこともありますが、一番はクセです。
クセなら直せば?と思いがちですが、投げ方のクセというものは非常に直りづらく、野球歴が長ければ長いほど直しにくいです。
ここで大切なのは、幼少期、正しいフォームを身につけるということです!
では正しい投げ方とは?
一番考えることは、効率よく力を伝えるということです。
この効率よくとは、自分自身の持っている力をいかにボールに伝えられるか、小学生の子が投げ方が良くても、投げ方が良くない、力のある高校生よりは当然ボールの力は劣ります。
自分の持つ力をボールに伝えるフォームを身につけるのです!
一番大切なポイント!
☆腕の内旋!
ボールを投げるとき、一番始めに起こる動作はこの前腕を内旋させる動作です。まずここが出来ていないことが多く、正しい力の伝え方が出来ません。
グローブ内で握っているボールを体側に落としていくときに、前腕が内旋され、手首が回内の動きをします。この内旋を作ることによって、腕が体幹から遠く離れていくことなく、肘が正しい位置まで引き上げることが出来るのです!
体を大きく使いなさい。下半身で投げなさい。という指導を受けたことがあるかもしれませんが、これらは第二段階であり、まずはボールを一番扱う、手や腕の動作を覚えなければなりません。
投げる、打つ、走る。すべての動作に共通することですが、力は体幹部分に近い方が発揮されやすい!です。つまり無駄な動きをしないことです。
ボールを投げるとき、前腕の内旋を作り、体幹の近くで肘を引き上げる!
まずはこれを身につけましょう!