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2021.01.22

意外と知らない正しいバットの使い方

NOBLESSE野球レッスン、バッティング編です。

最近バッティングのレッスンを行っている中で気づいたのは、皆さんバットの正しい使い方をあまり理解していない!ということです。

そもそもバットの使い方に正しいとかがあるのかということですが、バットは”道具”ですので使い方のコツがあるんです!

これは幼いころから野球をやってきていると、先日のブログでも記したように、「量の質転換」によって、自然に身に付くこともあります。効率よく力を伝えようという意識が自然と働き、正しくバットを使うことが出来ます。しかし、どれがどう正しいかを説明することは意外と難しい。

さて、バットというものは、基本的に先端に重心があります。形を見てわかる通り、グリップが細くヘッドが太くなっています。そして長さが82~86㎝くらいが一般的です。先の重い長い棒状のものです。

この物体を速く、強く振るにはどうしたらいいのか?

ヘッドの重さを利用する!!

そう、これが正しいバットの使い方です。

バットというのは先端が重くできてますので、強く、速く遠心力を大きく発生させるには、ヘッドの重さを利用してヘッドを回していく必要があります。よく少年時代にバットを上から、最短でという指導を受けますが、この打ち方、バットの使い方はヘッドが回らず、グリップでバットを引っ張る形になります。バットを上から、最短で!の意識はコンタクト率は上がるかもしれませんが、強く打つのが難しくなります。

バットという道具の物理的な力学から言ってもヘッドを回して振るというのが正しいのです!

この打ち方をしているとバットは、テイクバックしていくときに、構えた位置よりもグリップの位置がやや頭の後方に近づいていき、深いトップを作るようになります。

トップからヘッドを肩に担ぐように倒していきヘッドを後方から回していきます!この遠心力を利用することで、インパクトするときにヘッドの加速が最大になります。

よって効率よく力が伝わります!

バッティングやピッチングでお悩みの方は是非、今一度正しい体や道具の使い方を見直してみてください!