2021.02.10
NOBLESSEベースボールレッスン!
今回はピッチャーの投げる変化球についてです!
題名の通り、変化球というものは教わるものではありません。例えば、すごくいいスライダーを投げるピッチャーがいたとして、そのピッチャーにスライダーの握り方や、投げるときの指のかかり方などを教えてもらうとします、結果、、
同じ変化で投げれるようにはなりません!
これはその人によって、指の長さ、握力、リリースする腕の高さ、腕の振るスピード、すべて違うからです!
人によって変化する度合いが変わってきます。ですから、変化球というものは、誰かと同じというものではありません。すべてがオリジナルだと考えてください。
フォークボールでも、人によっては、シュート回転で沈んでいくボールもあれば、スライダー回転で沈むこともあります。
変化球というものは自分で握りを考え、キャッチボールなどで遊びの中から探していくものだと思います。誰かの握りを参考にすることはあります。
教わったから、その人のようなボールが投げれるようにはなりません。プロの試合を見ていても、それぞれに特徴のあるボールを投げることがわかると思います。
私自身が変化球の指導をするときは、いろんな握り方を試させます。私にはカーブの握りでも、その人にとっては、スライダーが投げやすい握りだったりもします。あとはイメージだけを伝えます。
どの高さ、どのコースから曲げたいのか、変化する軌道をイメージさせることです。
あとは本人の感覚の世界になってしまうので、感覚を身につけるために、繰り返し練習していくことです!
変化球は遊び心!自ら探求して、武器となる!